コピペアーカイバ

面白いコピペの美術館です。

うるさいですね…(警察編)

ワイ「ち、チノちゃん!警察に通報しないで!」

 

チノ「うるさいですね…」

ワイ「あ、あぁ~ッ!」 ガチャガチャガチャーッ! (手錠)

警官「はい、住居不法侵入の現行犯。ご協力ありがとうございました」

チノ「うぅ……あ、ありがとうございました……」

数時間前、念願のラビットハウスに潜入したのだが、『不審な男が店内に忍び込んでいるのでは』 というリゼちゃんの声があり、

結果、ワイを見つけたチノちゃんに警察を呼ばれてワイは御用となった。

しかし警察はなんだか ワイのことがキライみたいで、

いつもいつも不愛想に手錠ガチャガチャして、手首イタイイタイなのだった。

ワイ「トホホ……ワイの払った税金で飯食ってるのに手錠ガチャガチャはイタイイタイなんだから……

あーあ、どうにかしてブタ箱送りを逃れてシャバで自由にさせてもらえないかな~、ん?」

ワイ一人だけなのに接見室の近くから人の気配が消えている。

警官「よいしょ……よいしょ……」

ワイ(お、おまわりさんが、ワイの存在を忘れて事務処理に没頭している!?)

警官「ふぅ……こんなものですかね……。もっと逮捕件数を増やして査定を上げてもらえるように頑張らないと……」

ワイ(おまわりさーん!) コソーッ

警官「?」

ワイ「お、おまわりさーん! ごめんよーッ! おまわりさんは毎日日々の業務をこなすために手一杯で 油断してるのにワイはそんなことも知らずに……ッ! ハフッ!ハフッ! シャバの空気いい匂い!」

警官「ど、ドサクサにまぎれて逃げないでください!」

ワイ「ご、ごめんねおまわりさん……!」

警官「べ、別に、容疑者の逃走を想定するくらい普通です……。それを防ぐのが私のお仕事なんですから……。

それに、日本警察の優秀さは世界的にも評判で、あんまりそういった事態は起きないから」

ワイ「そ、そんなことないよ! 海外からは『日本警察は官僚的で柔軟性にも捜査能力にも欠ける』って酷評されているんだよ!

あっ、そ、そうだ! おまわりさんおてて出して! 」

警官「こ、こうですか?」

ワイ「そう! それじゃあ今から警察不祥事リストを出すから!

 

おまわりさんのゴツゴツおててにドッピュするからね! ちゃんと受け止めてね!」

警官「えっ、えっ?」

ワイ「ウオーッ! ポリ! ゴツゴツおててに出すぞ!」ドピュドピュドピューッ!

警官「ひゃあッ!」ビシャーッ

ワイ「くっ、ふぅ……! す、すっごいいっぱい出たぁーッ!」

警官「ほんとうです……で、でもなんで……?」

ワイ「それはね……おまわりさん達の驕った気持ちが、そのまま態度に表れたからだよ!

おまわりさんの自分は特権階級だという傲慢さがね!」

警官「我々の傲慢さ……」

ワイ「そう! だから、治安の改善なんて、二の次なんだよ!

日本の警察は、自分たちの保身にしか興味がない無能なんだよ!」

警官「む、無能って……はわわ……あ、あの……もうちょっとだけ、

確保まで待ってもらってもいいですか?」

ワイ「もちろん!」

その後、ワイは一か月以上シャバで逃走を続けてその間は言葉で言い表せないほど充実していた。

でもまぁ、その後に、スーパーで万引きをするときに民間の警備員が目ざとく見つけて確保されてしまったので結果オーライ!

 

終わり